Vol.3「ハワイ産コーヒーの真価は!?」

Vol.3「ハワイ産コーヒーの真価は!?」

ALOHA!
パラダイス・コーヒー・ロースターズのKENです☕

久しぶりに記事をアップします。是非、ハワイ産のコーヒーについて興味を持って頂ければ嬉しいです!

1.稀有な島・ハワイ島

ーー世界にある気候帯は幾つ?

ハワイ州は太平洋ど真ん中に位置し、約100以上ある島々が集まったのがハワイ諸島です。アメリカ合衆国最後の州として、1959年8月21日に50番目の州として加盟しました。
ハワイ州の主な島の中で、人が居住している島はオアフ島、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島、ニイハウ島のわずか7島しかありません。この中で面積が一番大きな島はハワイ島になります。
ハワイ島はコーヒー産地として世界的に有名な島で、世界三大コーヒー「キリマンジャロ」「ブルーマウンテン」、そしてハワイ島の「コナ」として位置付けられています。またコーヒー産地は世界的に中南米やアフリカ圏の発展途上国に産地が集中している中で、先進国で唯一のコーヒー産地として稀有な存在でもあります。

ハワイ島は火山島です。コハラ(死火山)、マウナ・ケア(休火山)、ファラーライ(休火山)、マウナ・ロア(活火山)、キラウエア(活火山)からなり、現在もキラウエア火山は噴火をしています。
ハワイ島は世界にある気候帯17区分のうち、15区分の気候帯が存在する稀有な島です。※サハラ気候、北極気候以外
コーヒーノキ(コーヒー豆の木)の栽培は、一般的に高山地域で朝晩の寒暖差があり、一定以上の降水量が必要とされています。暑過ぎても、寒過ぎても、また降水量が多過ぎる事もなく、乾き過ぎていない事も必要な、とても自然環境に煩い農産物です。ハワイ島は世界の気候帯15区分もあるのに、コーヒーノキを栽培できる稀有な自然環境にある島がハワイ島なのです。

またハワイ島は火山島であるため、高山地帯の農地は急こう配で、農作重機が使用できません。
更には火山島であるがために、地面を1mも掘れば溶岩石の地層になります。溶岩石は非常に硬く砕くこともできないため、植物の栽培には適さない地層になります。

このような厳しい自然環境の中で、ハワイ島でコーヒーが出来上がり、世界有数のコーヒーとして生み出されています。

2.絶対味覚 ”ミゲル・メザ” が作り出すコーヒー

ーーハワイ産コーヒーの真価に気付かなかった時代・・・

私たち Paradise Coffee Roasters はハワイ産コーヒーの真価に気付く事ができました。

ハワイ島「コナ」は世界三大コーヒーの1つですが、その評価は下がり続けていました。
何故なら、コーヒー産地で唯一の先進国アメリカ・ハワイで作られるコーヒーは、人件費や生産・製造費が高く、コーヒーの味や香り以前にコーヒー豆の価格が他の地域に比べて異常に高価でした。前回記事で触れていますが、「コナ」という地名だけで価格が高騰し、味や香りを度外視した生産者も多くいるのも事実です。そのような事でハワイ産コーヒーの評価は地に落ちていました。

2008年(当時ミネソタ州)、当社代表ミゲル・メザは、ハワイ島カウ地域でできたコーヒーを試飲して、ハワイ産コーヒーの素晴らしさに驚きます。そしてハワイ島カウ産のコーヒーを仕入れて当社で販売します。しかし「コナ」コーヒーならまだしも、「カウ」という全く名前の知らないコーヒー産地に、誰も正当な評価を与える人はいませんでした。
そしてミゲル・メザはハワイ移住を決断します。

2008年移住後、ミゲル・メザはハワイ島で数多くのコーヒー農家やロースター(焙煎と販売をする会社)に、自身の持つ技術や知識を提供し始めます。それまで多くのコーヒー産地の農家に、農家レベルから品質管理をするように、自身が研究・開発した技術や知識を提供し続けていました。当社創業(2003年)以来、ミゲル・メザの技術や知識を活用した農家は、多くの賞を獲得していたので、ハワイでも同様の成果が得られると確信していました。
最初に共同研究をしたハワイ・コナの農家は直ぐに結果を出すことができ、ミゲル・メザと協業することで高い評価を常に得られるまでに急成長しました。

2016年、ミゲル・メザは酵母菌による発酵技術の研究・開発を本格的にスタートさせていきます。コーヒー業界では徐々に自然発酵技術を使ったコーヒーが出始めていましたが、古い体質にあるコーヒー業界にあって、当時はまだまだ懐疑的なものでした。
酵母菌を使用した発酵技術は、使用する酵母菌の種類、温度と湿度、空気量、発酵時間など、多くの要素が総合的に一致しないと、飲めるコーヒーの味や香りにはならないのです。またコーヒーの品種や産地、コーヒーチェリー(コーヒー豆になる前の果実の状態)の状態に合わせる必要もあります。それら複合的な要素が全て一致しないと、飲めるコーヒーにはならないのです。試作品は何百回と繰り返され続けています。

ミゲル・メザは絶対味覚(絶対音感の味覚版?)の持ち主だと私は思っています。絶対味覚を持つミゲル・メザの中には「絶対に旨いコーヒー」と言うものが存在しています。コーヒーの品種、地域特性、コーヒーチェリーの状態を加味して、そのコーヒーから作り出せるコーヒーの味や香りを想像して精製方法(コーヒーチェリーからグリーンビーンにする行程)を決定しています。更には契約農家には指定した品種の栽培を依頼しています。

2019年、遂に研究・開発してきたコーヒーたちを自社ブランドのハワイ産コーヒーとして作り出すことに成功しました。
ハワイ産コーヒーの真価を最大限に引き出したコーヒーたちを、多くの方に楽しんで頂けるようになりました。

それでもなお、ミゲル・メザは次なる「究極で最高品質のコーヒー」を作り出すために、更に時間を惜しむことなく研究・開発の作業に没頭しています。

3.ハワイ産コーヒーの復活!

ーー次なるウェーブはハワイのビッグ・ウェーブ?

2021年、私たちの独自の技術を使ったコーヒーは、「Kona Coffee Cultural Festival 2021」のコーヒー競技会で「第1位」を獲得する事ができました。
「Kona Coffee Cultural Festival」は1970年に開催され、ハワイ州最も長く開催されているフードフェスティバルです。コナ・コーヒーの発展を多くの方に知ってもらうために、コナ・コーヒーに関する事を中心にハワイに関係する50ものイベントが会期中に開催されます。そのメイン・イベントとして「Cupping Competition」(競技会)が開催され、その年のコナ・コーヒーのランキングを決定します。

2021年の競技会では、ミゲル・メザが技術提供している「Geisha Kona Farm」が「第1位」を獲得しました。彼が目指し作り出してきた「究極で最高品質のコーヒー」が認められたことになります。

また、アメリカの老舗コーヒー評価会社である「Coffee Review」社が発表した「世界TOP30 コーヒー」にも当社は選出されました。
「世界TOP30」にハワイ産のコーヒーが4種(コーヒー会社は3社)も選出されました。
「Rusty's Hawaiian」「Hula Daddy Cona Coffee」、そして当社「Paradise Coffee Roasters」の3社になります。いずれのコーヒー会社も、当社代表ミゲル・メザがハワイ移住後に技術提供していたコーヒー会社になります。

ハワイ産コーヒーが世界的に注目が集まった2021年になったと私は感じています。その中で、ハワイ島の三大産地である「コナ」「カウ」「プナ」に続いて、「キラウエア・ヴォルケーノ」「マウンテン・ビュー」「ヒロ」という新たな産地も、最高品質のコーヒー作りをしています。私たちはそれぞれの地域から、今季最高品質のコーヒーチェリーを選び抜き、当社独自の精製技術を使った「究極で最高品質のコーヒー」を作り出しています。

総括

ーー実りは止らない

2019年から2021年、世界はコロナの負のオーラに包まれてきました。今なおコロナ過は晴れることなく、私たちの頭上には暗雲立ち込める状況が続いています。この暗雲に一点の光がいつ射してくるのか。。。光を待ちわびる日々が続いています。

そんな人間界をよそに、コーヒーノキたちはスクスクト育ち、2021年も大いに実りを付けてくれました。ハワイ島のコーヒーノキたちは日夜風雨や寒暖にさらされながらも、厳しい環境にある程、その実りは大きく豊かなものになっていきます。

コーヒーノキの実りが少しずつ大きくなるように、私たちの歩みも止めることなく、更なる実りを付けたいと思います。
2022年、コーヒー業界の次なるウェーブをハワイからお届けしたいと思います。
皆さんのコーヒー・タイムに、ハワイの香りをビッグ・ウェーブに乗せてお届けいたします。

『いや~コーヒーって本当に旨いですね~』
ちょいLOCOチャンネル & Paradise Coffee Roasters JAPAN:KEN

 

 

※この記事は "note" にて掲載されたものを転載しています。https://note.com/loco_ken/n/n94e81c9e237a


1 コメント


  • 志田裕子

    ALOHA
    KENさん、この3点セットは購入すべきですか?


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